車載工具の選び方後編

前編では載せておくと役立つ工具を半分ご紹介させていただきましたので今回は残り半分をご紹介します。前回ご紹介した工具はこちら↓

1、クロスレンチ
2、ブースターケーブル
3、牽引ロープ
4、冷却水(LLC)又は水
5、緊急脱出用ハンマー
6、軍手

前回からの続きです!
冷却水(LLC)又は水
現在の車のエンジンの冷却方法はほとんどが水冷式です。
そのためエンジンから出る熱を冷やすために冷却水LLC(ロングライフクーラント)が使用されています。アルコールをベースに防錆剤、消泡剤など添加物が入っていて、車の性能維持に役立っています。役割としてはエンジンの熱を吸収しながら循環していくので少しずつ減っていきます。これがなくなってしまうとエンジンはオーバーヒートを起こし最悪は壊れてしまいます!
夏場の高速道路などで渋滞中に起きる場合が多く、私は二度オーバーヒートした車を見かけたことがありなおかつ私自身も一回だけ経験しました(汗)
そんなことから日常点検の際に補充できるようにと、もし走行中に水温計に異常があればすぐに止まって補充するように携行しています。量としては1~2ℓ、冷却水そのままの容器で持つことが多いですが、緊急用で2ℓのペットボトルに水を入れてもOKです!
冷却水自体は簡単に減るものではないのでひと月に1~2度ほどで量を点検しています。
ホームセンターにて購入でき、ついでに2ℓの水も買ってきてもいいですね。

 

緊急脱出用ハンマー
これは車に乗っていて事故にあったときにドアが変形し開かなくなった場合、ドアガラスを割って脱出できるようにするハンマーです。
ハンマーの先端は尖っている形状でその先端でガラスを叩くと少ない力で割ることができます。最近は大雨による水害が多いのですがニュースで冠水した道路に水没している車を見かけます。
車に乗っていて水没しますと水圧によってドアを開けることが難しくなりなり、手で押したとしても水圧は強く押し返せないのがほとんどですね。そんなときに役立つのがこのハンマーです。
ドアも押せない、ガラスも素手で割ろうとしても硬くて割れない、緊急脱出用ハンマーならすぐにガラスが割れるようになっていますので割れた窓から脱出できます!それと、ほとんどのハンマーにはシートベルトカッターも付いています。事故などの影響でシートベルトが外せなくなったり、体に巻きつく場合があり人力では引きちぎることができないのです。その際にハンマーに付いているカッター部てベルトを切って脱出できるようにするのです。近年は異常気象のせいかさまざまな事故に合う可能性が高いです。
ハンマーも一つ持っていれば助かる確率が高くなりますし、助けることもできると思います。
ホームセンターでも売っていますので是非ご検討下さい。

 

そして軍手
これは持っていると何かと便利です。
怪我をする前の予防は大事ですね。軍手なんて当たり前のようなことですが、これを日ごろから積んでいる人は少ないと思います。突然のパンクなど故障があったときに持っていると手が汚れませんし怪我を防いでくれ安全に作業ができ、なにかと使えることが多いので是非持っていてほしいです!
今回車載工具として持っていると便利な物をご紹介しましたが、特別な工具はなく一般的にも購入できるものを自分なりに選んでみました。よろしければご参考にしてください。

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